早速ですが、問題です!

現在「16.0cm」という表記のスニーカー(某A社製)がぴったりの4歳の息子ですが、
実際の足長は何cmだと思いますか?

1. 16.0cm
2. 15.5cm
3. 15.0cm

答えは・・・

「3. 15.0cm」です!

メーカーや型によってサイズ表記は異なりますので、正解だった方は少ないかもしれません。
ですが、重要な点は、「サイズ表記」=「足長の計測値」ではない、ということです。

しかも、どちらかというとパンプスは比較的、その差が小さいのですが、
スニーカーはその差が大きくなることが多いです。

なぜかと言うと、スニーカーは「足入れサイズ」ではなく、「木型のサイズ」表記が多いからです。
この2つの違いは、例えば23.0cmという表記の場合、

「足入れサイズ」(パンプスに多い)の靴は、足長が23.0cmの人が履いてちょうど良いように、
23.0cm+捨て寸(指先の余白)で作られた靴

(余談ですが、市販の靴は捨て寸が非常に少ないことが多いです・・・)

「木型サイズ」(スニーカーに多い)の靴は、木型の長さが23.0cmのため、
捨て寸(指先の余分なスペース)を考えると、足長が23.0cmの人には長さが足りない靴

になります。
全然意味合いが違いますね。

パンプスはある程度大きくなってから履く靴なので、
スニーカーサイズ=ご自身の足長だと思ってスニーカーとパンプスを同じサイズで選んでしまうと、
足に全く合っていない靴になります。

(ちなみに更にややこしいのですが、パンプスが全て「足入れサイズ」でスニーカーは全て「木型サイズ」、ではありません!
ものによって、パンプスでも「木型サイズ」、スニーカーでも「足入れサイズ」のことがあります。)

このことは、一般的にあまり知られていないだけでなく、実は靴の販売員さんたちですら知らないことが多いのです。
このことを知っている人は実は少数派で、靴の販売員さんたちですら、知らないことが多いです。
(スニーカーを扱っている人とパンプスを扱っている人は基本的に違うので、
スニーカーの店員さんはパンプスのサイズ感を知らないことが多いです)

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