足が痛いのは、パンプスが合っていない何よりの証拠。
それなのに足が痛くなる靴を履いているのは、
「パンプスは痛いもの」「パンプスは我慢して履くもの」という固定観念が、私たちの中にあるからなのでしょうか。
加えて、靴選びに関する「誤解」が蔓延していることも事実。
今日は、そんな誤解の一つ、
『足があたる=靴がきつい』について、考えてみます。
『足があたる=靴がきつい』ではない?!
多くの方は、靴を履いてみて足があたると、すぐにワンサイズ上(足長)の靴にされます。
しかし、この選択は間違っている可能性があります。
なぜなら「足があたる」原因は、2つ存在するからです。
足があたる原因
①自分の足長に対する靴の長さが足りず、指先があたっている
②自分のワイズに対する靴の幅が広すぎて、
前滑りした結果、指先があたっている
問題は「足長」か「ワイズ」か??
原因に対する対処方法を見て行きましょう。
①については、「足長」が合っていないということなので、足長をワンサイズ上にするという対応でOKです。
問題は②です。ヒールが高い靴ほど、前滑りしやすくなります。
前滑りした結果、指先があたっているのかどうかを確認するには、
・かかとを合わせ、起立した状態で指先があたっているかどうかを確認(ここであたっている場合は①)
・歩いてみて、指先があたっているかどうかを確認(起立した状態で指先があたっておらず、歩いたらあたる場合は、前滑りしている)
をやってみてください。
「ワイズ」が広すぎる靴を選ぶことによる影響
②で誤って更にワンサイズ上のシューズを選んでしまった場合、どういうことが起こるかというと・・・
足長がワンサイズ上になることにより、「ワイズ」も更に広くなるため、より「前滑り」しやすい状態
↓
前滑りにより、足の指先が痛む
↓
更にひどい場合には、足の指先が前滑りによって「捨て寸」に入り込むことにより、外反母趾・内反小趾になる
(※捨て寸の重要性)
↓
外反母趾・内反小趾が痛いため、より「ワイズ」の広い靴を選ぶようになり、更に前滑りすることにより、更に外反母趾・内反小趾が悪化・・・
このような悪循環に陥ってしまっている方が、本当に多いです。
靴を選ぶ際は、最低でも「足長」と「ワイズ」の2つを意識するようにしてください。
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靴のサイズ選びの方法は、残念ながら学校では習いません。
恐らく、ご両親から教わることもほとんどないのではないでしょうか。
そのため、靴の選び方を知らない方がほとんどです。
その結果、足に合わない靴を履いて、開帳足、
外反母趾や内反小趾等のトラブルを抱えていらっしゃる方が
本当にたくさんいます。
足は第二の心臓とも言われる大事なパーツ。
正しい靴選びの方法を、
たくさんの方に知っていただきたいです。
ShoePremoも、フィッティング・プログラムを通して、
正しい靴選びの方法を広められるよう、頑張ります!!