雨の季節ですね。この季節といえば特に「防水ケア」。
素材別に簡単な防水対策をご紹介します。防水スプレーをかけた後、乾燥させる必要がありますので、
梅雨の晴れ間にやってしまうといいと思います!

ご参考になりますと幸いです。

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・エナメル
シュープレモでは、本革の上に人工樹脂をのせたエナメルを採用しています。
人工樹脂は水を弾くので、エナメルは基本的に「防水対応」です。

そのため、防水スプレーは「不要」です!
むしろ「エナメル対応」以外の防水スプレーをかけてしまうと、人工樹脂が溶けてしまうこともありますので、ご注意ください。

ただし、人工樹脂が劣化すると、そこから水が染みる可能性があります。
エナメル用のクリームで表面をコーティングし、十分に乾燥させてあげてください。

オススメのエナメルクリームはこちら

・防水カーフ
その名の通り、「防水対応」です。
そしてエナメルと同じく、本革の上に人工樹脂をのせた素材です。
そのため、こちらも防水スプレーは「不要」です。

エナメルと同じく、人工樹脂が乾燥しないように、
ガラスレザー用またはエナメル用クリームで保護してあげてください。

オススメのエナメルクリームはこちら

・カーフ/ラムスキン
そのままでは防水ではありませんので、
油分を補うためクリームを塗り、防水スプレーをかけてあげましょう。
汚れの予防にもなります。

アメダスの防水スプレーは幅広い素材に対応していますので、一本あると大変便利です。

アメダス防水スプレーはこちら

・ヌバック/スエード
ヌバック/スエードは革を起毛している素材のため、
「保養+防水」機能を持つスプレーならケアも簡単です!

起毛革対応の「保養+防水」機能スプレーはこちら

起毛革にも対応の防水ジェルというのもあります。

こちらは室内でお使いいただけます。

・ファブリック
サテンなどは布地になりますので、対応の防水スプレーをお使いください。
(グリッターは下の生地は布ですが、スパンコール等に覆われているため防水スプレーが届きません)
上記のアメダスは、布地や起毛革にも対応しています。

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なお、シューズは「完全防水」ではありません。
アッパー等に防水スプレーをかけることで降ってくる雨には対応できますが、
アウトソールとアッパーの間などは防水になりませんので、水たまり等にご注意ください。
また、足を伝って靴の内側が濡れるのも防げないので、ご注意ください。

そして、雨の日は床が大変滑りやすくなっています。
弊社のアウトソールは滑り止め加工してありますが、気になる方は、
街の修理店でより強力な滑り止め加工の「ハーフソール」を貼ってみてください。