もうすぐ梅雨入りでしょうか。
雨は嫌いではないですが、革靴にとってはちょっと危険な日!
お気に入りの靴を長く履くための、
お家で簡単にできる革靴の雨対策をご紹介します。
必要なもの
・革対応の防水スプレー
・革製品用靴クリーム
・タオル
できれば革を水に濡らさない!
革が水に濡れると・・・
- 水ジミができてしまう
- 革が変形する
といった事態が発生し、
お気に入りの靴が台無しになってしまう可能性があります。
購入したブーツを初めて履いた日に、
予期せぬ大雨に降られてしまい、水ジミがたくさん出来てしまったときのあの衝撃は、何年経っても忘れられません 笑
そんな悲しいことにならないように、対応策を知っておきましょう!「事後ケア」だけでなく、「予防ケア」が重要です。
予防ケア:防水スプレーをかけておく
雨が降っている日は革靴を履かないようにするのが一番ですが、
家を出た時は晴れていたのに、外出中に雨が降ってしまうということもあるもの。
そんな時に慌てないために、
予め防水スプレーをかけておきましょう!
防水だけでなく、汚れもつきにくくなるため、
シューズケアが楽になることに加え、革の持ちも良くなり、
いいことだらけです!
ポイント①使える素材をチェック
防水スプレーには様々な商品があります。
そこで必ずチェックして欲しいのが、「用途(使える素材)」。
特にスエードやヌバック革には使えないスプレーもあったりします。Columbus(コロンブス)のアメダスが有名ですが、オールラウンダーで幅広い素材に使えるものを一本買っておくのがオススメです。(エナメルは専用スプレーがオススメ)
ポイント②休日にまとめてスプレーしておく!
意外と忘れがちなのが、
防水スプレー後、乾燥に時間がかかること。
しっかりと乾燥させてからでないと、効果は発揮されません。
外出前に慌ててスプレーするより、休日など時間のあるときに、
まとめて複数足にスプレーして、しっかりと乾燥させておきましょう。
濡れてしまった!そんな時の「事後ケア」
突然の予期せぬ雨に降られてしまうことはあるもの。
そんな時は、靴の水分を拭き取って、よく乾燥させましょう。
乾燥させた後にできれば保湿することも忘れずに!
1. 水分を拭き取る
水滴が付いている場合は、水ジミが出来てしまわないように、
出来るだけ早くタオルやティッシュ等で水滴を拭き取りましょう。
靴が全体的に濡れてしまった場合は、
新聞紙等を靴に詰めて、水分を吸い取ることも効果的です。
新聞紙等を詰めると靴の型崩れも防ぐことができて、
実は一石二鳥!
新聞紙を使う場合は、インクが靴にうつってしまわないように、
白い紙で新聞紙を覆うようにしてください。
なお、革は熱に弱いため、濡れているからといって、
ドライヤー等の熱風で乾かすのはNGです!
2. 風通しの良い日陰で乾燥させる
1. で大まかに水分を拭き取った後、
風通しの良いベランダ等の「日陰」で靴を乾かしましょう。
型崩れ防止のために、シューキーパーをお持ちの方は、
入れて乾燥させてください。
革は濡れていると型崩れしやすいので、
シューキーパーがあった方が望ましいですが、
なくても大抵の場合は大丈夫です。
(1. で紹介した新聞紙等をつめ替えてもOKです。)
3. クリーム等で革に油分を与える
女性の皆さんは毎日乳液等で保湿してますよね?
保湿の目的は皮膚に油分と水分を与えることで、
それによってシワやたるみ等を防ぐことです。
革も全く同じです!
革も、適度な油分と水分を必要とします。
油分・水分が足りていないと、革にヒビが入ったり、
艶がなくなったりしてしまいます。
雨に濡れて乾燥させた後の革は、
「油分と水分が不足している状態」なので、
革靴用のクリームで油分と水分を補ってあげましょう。
革靴用のクリームをお持ちでない方もいらっしゃると思いますが、お気に入りの靴を長く愛用するためにも、一つお持ちになることをオススメします。Colombus(コロンブス)、Woly(ウォーリー)、M.Mowbray(モウブレィ)といったメーカーのシューケア製品が人気です。Amazon等のネット通販や、ホームセンター等で販売されています。
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いよいよ本格的な雨シーズン。
上記の対策で、梅雨も快適に乗り切りましょう!