単なる「試着」ではない「フィッティング」って何?
「試着」と「フィッティング」、同じ意味で使われることが多いですが、ShoePremoの「フィッティング」は以下の4プロセスを指しています。
ShoePremoのフィッティング・プログラム:
①足のサイズを計測
② ①を元に足長・ワイズ(+α)からプロが最適な木型を選択
③前後何足か履いてみて、
④(必要に応じて)クッション等で調節
「試着」とは一味違うこと、お分かりいただけますでしょうか?
まずは、足のサイズを計測する。
①ですが、
このブログでも繰り返しお伝えしておりますが、
特に足長に加えて「ワイズ(足幅)」を知ることが、
理想の一足に出会うためには超重要です。
自宅で簡単に計測できますので、
是非一度自分の足を計測してみましょう。
(自宅で簡単に計測する方法)
個人的な体験として、自分の足のサイズを計測することなく、
ひたすら足に合う靴を探していた時期がありました。
しかし、当然のことながら、どれもこれも合わず・・・
ワイズがかなり細いため、既成靴はどれも合うわけないということを知らずにいた時期です。
ハイブランドからお安いものまで、
ありとあらゆる靴を「試着」しても、
理想の一足には出会えませんでした。
複数サイズの木型を試す
①でご自分の足を計測していただいたうえで、
足のサイズ(少なくとも足長・ワイズ)
その方に合うであろう複数サイズの木型をプロが選び(②)、
実際に履いてみることでデータだけでは判断できない履き心地を確認し(③)、必要に応じて中敷き等で調節する(④)
実はこれが理想の一足への最短プロセス
この①から④は、
徐々に木型を絞り込でいくことができます。
ぴったりサイズを見つける、
「最短プロセス」と言ってもいいでしょう。
自分の足を計測するのが面倒くさい??
その気持ち、よーくわかります。
でも、考えてみてください。
「数撃てば当たる」というアプローチより、
データに基づいている方が、
断然早く理想の一足を見つけることができます。
最近は百貨店などで足のサイズを無料で計測できるところもあるので、まずは自分の足のサイズを知るところから始めましょう。
オンラインで「フィッティング」が出来るシューズ・ブランドはごくわずか
しかし、上記の「フィッティング」が出来るお店は、
実はそんなに多くありません。
既成靴のお店ではワイズ展開がほとんどないですし、
サイズの計測から始めるところはほとんどないでしょう。
主に幅狭/幅広や外反母趾の方向けのオーダーメイドシューズ店(実店鋪)では、上記の「フィッティング」をしっかりやられているところが多いと思います。
オンライン専業については、ShoePremoを除き、「フィッティング」をやっているところはないと思われます。
既成靴が合わず、パンプスが痛いという方は、
この「フィッティング」が出来るかどうかも
靴選びの判断基準にしていただくことをおすすめします。