人気色「ヌバック(グレージュ)」復活してます!

大人気だった「711. ヌバック(グレージュ)」が復活しました!
ですが、ウェブサイト上に「初めから多少のシワ傷が目立つ可能性があります」と記載させていただいております。

その理由をお話する前に、まずはよくご質問いただくスエードとの違いをご紹介します。

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<豆知識:スエードとヌバックの違い>
スエードは、「(羊やヤギなどの)革の裏面」をヤスリで削って毛羽立たせたものです。
裏面なのでそもそも傷が少ないうえに、たくさん削ることで傷は目立ちにくく、また毛足は長く、薄く柔らかな革になります。
スウェーデン発祥の加工技術のため、「スエード」という名前になったというのが有力な説だそうです。

ヌバックは、「主に牛革の表面」をヤスリで削って毛羽立たせたものです。
表面はヤスリがけで削れる層が薄く、傷が目立つ場合があるのですが、毛足は短く、厚みがあって丈夫な革になります。
希少品であったバック(buck:牡鹿)スキンの代替として作られるようになり、「neo(新しい)buck」から「ヌバック」と呼ばれるようになったそうです。
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どんな革でも、一度でも履いて歩けば靴にシワはできます。
(カカトがついてくる靴なら尚更、カカトを上げる=靴を屈曲させるため、シワができます)

しかしながら靴屋としては、お届け時にはできるだけシワ傷がないように努めております。
(革の中で、シワ傷ができるだけない部分をカットして使うなどしています)
また、初めからシワ傷が見えやすい革は廃番にしてきました。

ですが、「711. ヌバック(グレージュ)」はとても良いお色で、
「多少のシワ傷は気にしないので、ヌバック(グレージュ)を復活してほしい!」というお声をたくさんいただいたため、今回復活いたしました。

ヌバックに限らず、革は天然物のため、多少のシワ傷はあります。
しかしながら革は足に馴染み、吸湿効果もあるため、靴の素材として合成皮革を上回るメリットがあります。
誠に恐れ入りますが、革の特徴をご理解いただき、シワ傷も本革の質感としてお楽しみいただければ幸いです。

試着済みでご自身のサイズがわかる方は、ご自宅のパソコンやスマホからいつでもご注文いただけます!
また、色・素材サンプルをご自宅でもご覧いただけます。

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合う靴がなくて困っていた分、思う存分、色・素材を選べる楽しさを味わっていただければ嬉しいです!

2024-05-01T14:53:34+09:002022年1月27日|シュープレモのご紹介|

防水カーフに新色が!!

選べる幅狭靴のShoePremo(シュープレモ)では、理想の一足をお作りいただけるよう、
様々な色・素材をご用意しております!

突然雨が降ることもありますし、防水スプレーの手間もない、ということで根強い人気を誇っている防水カーフ。
現在はブラックのみでしたが、ついに新色が追加となります!

この革は「ガラスレザー」と呼ばれるものです。
本革の表面を合成樹脂でコーティングすることで、程よい光沢と撥水性が生まれます。
汚れがつきにくい、とも言われています。

定番のブラックに加え、

・ブラウン
・ライトグレー
・ベージュ
・ピンクベージュ

がお選びいただけるようになります!

【12/25(土)中】に、弊社ウェブサイト上より選べるようになります。→選べるようになっています!
また、色・素材サンプルのレンタルでは、年末年始休業明け発送分(1/6〜)よりご覧いただけます。
今しばらくお待ちくださいませ。

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2024-05-01T14:53:34+09:002022年1月11日|シュープレモのご紹介|

シュープレモのこだわり(3):ここが肝心「木型の使い分け(ワイズ別)」

何かを複数製造するためには、大抵「型」を用います。
例えば、クッキーの抜き型もそうです。効率よく、同じ形のクッキーを作ることができます。

靴にも「型」があり、「木型(きがた)」と呼ばれています。
その型に革などを被せて、靴を作っていきます。
昔は木で型を作っていたため「木型」と呼ばれていますが、現在の木型の多くはプラスチック製です。

初めて木型屋さんに行ったときのことを、私は今でも鮮明に覚えています。
シュープレモを立ち上げる前で、毎日パンプスを履いているものの、痛くて絆創膏が手放せない日々のことでした。

探しても足に合う靴が全然ない
>オーダーメイドは高いし、コンフォート寄りのデザイン
>それなら理想の靴を自分で作っちゃう?!
という流れで、手始めに木型を探しに行ったのでした。

見せていただいたのは、木型の山、山、山!!
靴はデザイン毎に異なる木型が必要なため、広い倉庫に無数の木型が山積みになっていました。
この中になら私の足に合う木型があるかも!!と、期待に胸が膨らみました。

ところが、その期待はすぐに脆くも崩れ去ります・・・そう、そこには「幅狭ワイズ」の木型は一つもありませんでした。無数の木型が山積みになっているのに、幅狭ワイズは全くなかったのです。

そこで私はようやく悟りました。
探しても探しても足に合う靴がないのは、やはり幅狭靴が全く作られていないからなのだと。

また、市販の靴にはほぼワイズ展開がないことも目の当たりにします。
幅広の2E/3E/4E展開の木型は、少ないけれどありました。
ですが、私の足は細幅かつ左右でサイズ・ワイズが違うのです。両方の足にぴったりの靴を作るためには、ワイズ展開が必須でした。

そんな非常に個人的な理由で、木型屋さんにとっても初となる幅狭の木型を作ってもらい、シュープレモは創業当初から幅狭・ワイズ展開の木型と共にスタートしました。(もちろん、左右サイズ違いもできるようにしました)

ところが、世の中には、ワイズ毎に木型を使い分けずに靴を作っているところがあると後から聞いて、びっくりしました。聞くと、例えばD幅(例:足囲200mm)の木型で作った靴に、分厚い敷きパッドを入れることでC幅(同194mm)やB幅(同188mm)の靴として販売しているそうです。

確かに計算上の足囲はB-C幅と同等になりますが、靴の幅はD幅の広さのままパッドで厚みが潰されるだけなので、B-C幅の木型を使っている靴とは全然違う靴になってしまいます。
(靴の幅が広いまま厚みを潰して前滑りを止めようとすることは、足の形・アーチ構造を潰すことになり、足にとって非常に負担が大きくなります。また、足囲が細い人は、基本的に土踏まずやカカトの幅も細いはずなのに、土踏まず/カカト幅がD幅のままであれば、当然サイド部分に隙間が空いてしまいます)

なぜワイズ別に木型の使い分けをしないかというと、コストの問題だと思われます。
木型はデザイン毎に必要なので、ワイズ展開をすればするほど、数が膨大になりコストが増えてしまうのです。

ですが、シュープレモは高いフィット感の実現には、「ワイズ別の木型の使い分けはマスト」だと考えています。
コストがかかるとしても、そこは譲れない、シュープレモのこだわりです!

「同じサイズ・ワイズ表記の靴なのに、履き心地が全然違う!」とお客様によく言っていただくのですが、木型をワイズ別に使い分けていなかったり、幅と厚みの設計が違ったり、部材や靴の作り方が違ったり・・・様々な理由で違いが生まれています。

※過去記事はブログに掲載しています
シュープレモのこだわり(1):熟練職人の「手づり」
シュープレモのこだわり(2):縁の下の力持ち「部材」は独自開発!

 

シュープレモのこだわり②:縁の下の力持ち「部材」は独自開発!

アウトソールや中底、そしてカウンターといった靴の「部材」をご存知でしょうか?
シュープレモではアウトソールの色を選べるため、どこの部分かご存知の方が多いと思います。
一方、中底やカウンターは見えないところに使われており、ほとんどの方は目にしたこともないと思います。

ですが、ですが、ですが!
先月ご紹介した「手づり」に続き、靴のフィット感に影響を及ぼす重要ポイントなのです!!

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