むくみの正体と改善策とは?!(足と靴の視点から)
暑い夏がやってきました!
「夏はむくみやすい」
そんなことを聞いたことはありませんか?
お客様のお話を聞いていると、確かに夏にむくみを感じている方が多いようです。
(条件が揃えばむくむので、他の季節でも起こります)
このむくみ、足と靴の視点で見るとなかなか困った存在です。
なぜなら、
暑い夏がやってきました!
「夏はむくみやすい」
そんなことを聞いたことはありませんか?
お客様のお話を聞いていると、確かに夏にむくみを感じている方が多いようです。
(条件が揃えばむくむので、他の季節でも起こります)
このむくみ、足と靴の視点で見るとなかなか困った存在です。
なぜなら、
試着・オーダー会でお客様からお話を伺っていると、
コロナ禍により外出の機会が減ったせいか、足のむくみ・違和感を感じていらっしゃる方が多いようです。
裏を返せば、歩くことが人間にとっていかに大切なことなのか、暗に教えてくれているとも言えるのかもしれません。
外出が減った分、運動を増やす。
すでに運動習慣を実践しておられる方もいらっしゃると思いますが、
様々な理由でジムに通ったり、筋トレしたりといったことが難しい方もまた多いのではないでしょうか。
(個人的には、これまで3回ジムに入会したものの、続かずでした)
そんな方にもオススメなのが、歩く時に「意識する(マインドセット)」こと!
家事、通勤・通学、そしてお買い物。
普段のちょっとした歩行を運動の機会と捉えて、
靴のフィット感を握るカギ・・・それは何だと思いますか??
木型でしょうか?
上質な革でしょうか?
カカトの形でしょうか?
上記はいずれもフィット感を左右するポイントではありますが、見た目にはわからないけれどもとても重要な要素として、「釣り込み(つりこみ)」があります。
「釣り込み」は、アッパーの革・カウンター(形状を保つための芯材)・裏革という3種類の部材を、木型にぴったりと沿わせて引っ張り、靴を形造る工程です。この3種類の部材を「場所ごとに」「それぞれを異なる力加減で」引っ張ることで、絶妙なフィット感が生まれます。
どんなに足に合う木型でも、上質な革でも、カカトの形でも、この「釣り込み」がうまくいかないと足に合う靴にはなりません。
靴は「革が化ける」と書きますが、まさに「革が化ける」工程がこの「釣り込み」なのです。
革は一枚として同じものはありません。
そのため、革の状態を確認しながら、場所ごとに3種類の部材をそれぞれに異なる力加減で引っ張りながら、釣り込んでいきます。
これにより、
全身の大きさからすると、足自体は小さいパーツ。
こんなに小さな足で、よく全体重を支えられるなーって思ったことありませんか?
あるんですね、そのヒミツが足の中に!!