情報化社会の現在、巷には情報が溢れていますが、足や靴に関する正しい情報は意外と少ないように思います。
そこで、足に合う靴に関するマルバツクイズを作ってみました!
楽しみながら、知識を深めていただければ嬉しいです。
今回は「計測値・サイズ表記編」です。
では早速、問題です。
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1. 足長と足囲が合う靴ならば、カカトは脱げない。
答え:X
足に合わない靴だと、カカトが靴ずれしたり、カカトがパカパカと脱げたりします。
足に合う靴になるには、「足囲」と「足長」だけでなく、カカトが脱げないために「足の曲がる場所(指の付け根の位置)」と「靴の曲がる場所」を合わせる必要があります。
足と靴の曲がる場所が合っていると、歩行中にカカトを上げても靴が一緒についてくるため、靴ずれやパカパカ脱げになりません。
2. 足長24.0cmの人は、靴のサイズは24.0cmを選べば良い。
答え:X
実は足長は同じ24.0cmでも、人によって「足の曲がる場所(指の付け根の位置)」が異なります。
カカトがついてくるためには足と靴の曲がる場所を合わせたいので、サイズ表記だけで靴を選ぶことはできません。
3. サイズ表記が24.0cmのパンプスは、どのメーカーでもすべて同じ長さで作られている。
答え:X
靴の先には、歩行中に体重をかけても指先が当たらないように「捨て寸」と呼ばれる余白が設定されています。
この捨て寸には決まりがなく、メーカーや靴ごとにバラバラです。
捨て寸がほとんどない靴も多く、サイズ表記が同じ「24.0cm」でも、靴の長さが数cm違う可能性があります。
4. 足囲は立った状態で計測すれば良い。
答え:X
長年足に合わない靴を履いたこと等により、足のアーチが潰れている「開張足」の方は、立位(立って測る)と座位(座って測る)の足囲に大きく差がでます。
特にShoePremoの靴が合う幅狭足の多くは開張足であり、立位の足囲で靴を買ってしまうとブカブカで脱げる靴になってしまいます。
5. サイズ・ワイズ表記が同じであれば、どの靴も同じフィット感である。
答え:X
同じサイズ表記でも「捨て寸の長さ」や「曲がる場所(土踏まずの長さ)」が違っていたり、
同じワイズ表記でも足囲に対する「足幅」の設計が異なっていたり、
「指先の厚み」も、「カカトの幅」も、「カカトのカーブ」も、「履き口の深さ」も・・・
言い出したらキリがないですが、フィット感は靴の設計によって変わります。
サイズ・ワイズ表記は参考程度にして、しっかりと試着して曲がる場所等を確認することが必要です。
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いかがでしたでしょうか?
リピーター様には簡単な問題かもしれませんが、初めての方には「え、そうなの?!」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
足に合う靴に出会うためには、正しい靴選びが必要です。
試着・オーダー会や自宅フィッティングでは経験豊富なスタッフが、正しい靴選びの方法をお伝えしております。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております!